ミオベル・レコードで新たにお手伝いさせていただく仲間が増えました。
レーベルとして新しいアーティストのサポートは2020年のグレンフェル以来かな。
1組目はバチェラーズさん。
Three Berry Icecreamのイケミズマユミさんがやられているバンドのひとつ。昨年主宰したPOPS Paradeイベントに出演してもらったことがきっかけです。1983年結成のバンドですが、しばらくバンド活動を休止されていたそうで、昨年本格的に再始動されました。結成だけで見たらミオベルで一番古いバンドになるでしょうね。経緯はアルバムブックレットのライナーノーツにも書いたのでそちらを是非読んでもらえたらなと思います(CD買ってね)。
先週情報解禁しましたが、結成41年目にして初の1stスタジオアルバムを12月18日にミオベルからリリースします。80年代当時はカセットでのリリースがありましたし、2019年にブルーベリーレーベルさんからそのカセットの再発もされています。じゃあミオベルが今回果たす役割が何なのか?と考えると、これは僕が勝手に思っていることなのですが、バチェラーズは今回新体制で再始動したわけで、これは昔を懐かしむということではなく、「心機一転現在進行形のバンドとして今後やっていく」ことを考えているということなんですよね。ここはものすごく大事なことで、今回のアルバムに新曲が収録されているということはその意志の表れなんですよ。それであれば彼らにとっても新しいレーベルで一緒にやっていくことは多分意味のあることだと思うし、ミオベルから今後バンドに対してご提案できることもそれなりにあるでしょうから、お手伝いしていく意義は双方にとってあるのだろうと思えたんですよね。
リリースにあたり、レコーディングから製作まで一連の作業やプロモーション等のサポートをしています。名前だけ知っていた伝説のネオアコースティックバンドのお手伝いということで、ミオベルでいいのか?とも思ったのですが、この一年併走させてもらってその役割をある程度は果たせたかなと思うし、つまりそれはミオベルが手伝う意義があったということでもあるのでよかったかなと。レコーディングも全て立ち会ってきましたし、その中で会話をたくさん重ねながらバンドについて学ばせてもらった一年でもありました。発売がこれからなので、一年経ってようやくスタートラインという感じでもありますけど、メンバーにとって今できるベストを尽くせた作品にはできたんじゃないかなと。ネオアコースティック好きのリスナー中心に届けていければとは思います。
2組目はリリィ・シュリンプさん。
黒沢秀樹(L⇔R他)さんから、黒須さんだったらたぶん気に入ってくれると思う、と2018年10月(メール残ってた!)に紹介いただいたのがSUGARCLIPというバンドで、そのバンドのヴォーカルでソングライターだったりささん(当時りさ大臣と呼ばれていましたね~)とあゆなさんによるツインヴォーカルユニットです。
当時秀樹さんとりささんはインターネットラジオで番組を持たれていて、番組に呼んでもらったことがありました。(その節はお世話になりました~)残念ながらSUGARCLIPは2019年に活動休止となりましたが、解散後もサブスクで時折聴いていたんですね。最近久しぶりに再会する機会に恵まれました。そこでお話をしていく中でサポートをさせていただくことに。あゆなさんとはその時に初めてお会いしたのですが、りささんとはいい意味で違ったタイプのミュージシャンでしてこれからがとても楽しみです。結成して間もないユニットですから(ミオベルでは一番歴の若いユニットになります)方向性含めてメンバーと一緒に模索しながら併走していくつもりです。まずは何曲か形にしていきたいと考え、先日からレコーディングに入りました。ぜひあたたかく見守っていただければと。リリシュについては弾き語りライヴの様子がYouTubeにあがっています。ミオベルのアーティストページでも掲載しているのでチェックしてみてください。
2020年のグレンフェル以降もお話をいただいたり、こちらからお誘いしようか迷ったりしたアーティストが何組かいたのですけど、コロナだったりその時々のレーベルの経営体力の問題だったりとなかなか実現せず・・・。今回縁あって2組サポートしていくことになりました。大ベテランと新人の2組、どちらもこれまでのアーティスト同様末永くよろしくお願いいたします。
>The Bachelors
>Lily Shrimp